中国文化講座
2023年5月17日
鹿児島市国際交流アドバイザー(CIR)の劉 開麗(リュウ カイレイ) 氏を講師に迎え、「中国文化講座」を開催し、22名の方々にご参加いただきました。
初めに、先生の出身地である安徽省の紹介を行っていただきました。中国国内でも、安徽省と言われてすぐにイメージがわきにくい場所ではあるそうですが、世界遺産に登録されている雄大な黄山(こうざん)や、明清代の歴史建築が数多く残る村落 宏村(ホンツン)など多くの魅力を持っています。
また、安徽省では、中国の文房四宝=筆、墨、紙、硯のうち、徽墨及び宣紙が有名で、参加者の皆さんには、グループに分かれて安徽省産の宣紙を使ったしおり作りを体験していただきました。講師の劉さんの他、鹿児島県CIR、鹿屋市CIR、鹿児島大学留学生にも参加していただき、しおり作りをしながら交流を図ることができました。
参加者は、日本の漢字と違う文字である簡体字に戸惑ったり、自分の字に自信がなかったりして、なかなか清書に踏みきれていませんでしたが、中国の若者がお守りとして、座右の銘を自分で書いたしおりを、透明の携帯ケースに入れて持ち歩いているエピソード等を聞いて、最後には、自分の好きな言葉を選びしおりを仕上げることができました。