【イベントレポート】多文化共生勉強会(第2回)
2025年3月26日
多文化共生について 地域での理解や取り組みを促進することを目的として2週にわたり勉強会を開催しました。
3月9日(日)に開催した第2回目は、福岡出入国在留管理局審査管理部門在留支援担当の岡田奏花氏と藤田美月氏を講師にお招きし、「やさしい日本語勉強会」を行いました。
前半60分は「やさしい日本語基礎講座(話し言葉編)」と題しての講話。
やさしい日本語を “これからの社会に必要な 日本語を母語とする人と非母語者の共通言語”と捉え、外国人住民と接するときにやさしい日本語が使えるようになることを目標に 以下1から5の流れでお話しいただきました。
後半60分は演習(グループワーク)。前半の講話でやさしい日本語への変換方法について理解されておられたようですが、実際に言い換えてみると意外と難しいと感じた方、なかなか思うように言い変えられず苦戦している方もいらっしゃいました。また他の方の言い換えやアイデア、また講師の正解例などに大きく頷く姿もみられました。
1⃣ 2020年に出入国管理庁と文化庁が策定した 「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン(注1)」の概要説明
2⃣ 話し言葉のポイント6つ ★具体例など詳細を知りたい方は ここをクリックしてお進みください★
(1)はじめの心得(内容を整理し、相手に配慮する)
(2)聴き方の心得(相手の話をしっかり聴く)
(3)話の進め方(反応を見る、臨機応変に対応する)
(4)話し方の基本(短くはっきり言い切る)
(5)適切な言い換え(相手が理解できる言葉に言い換える)
(6)言葉以外の工夫(ノンバーバルコミュニケーション=言語によらないコミュニケーション)
3⃣ やさしい日本語の会話例の紹介
4⃣ 福岡入管におけるやさしい日本語の取組紹介
5⃣ まとめ
(注1)出入国在留管理庁「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」
https://www.moj.go.jp/isa/support/portal/plainjapanese_guideline.html
*これから先、隣人が外国人の方であるという状況になるかもしれないので、その方とお互い気持ちよく生活するためにも、より伝わりやすい表現や言い方を身につけていきたいと思いました。例がとても分かりやすくて実践もしやすそうでした。
*「やさしい日本語」は日本人にとって簡単なものかと思っていたのですが意外と(かなり)難しかった。外国人との価値観や常識認識の違いで伝わらなかったりするとわかりました。
*講話を聴いているときはわかりやすかったが、実際に演習してみるとやさしい日本語に言い換えるのが難しかったです。外国人にわかりやすい日本語を考える良い機会になりました。
*外国人への話し方をわかりやすく教えていただいただけでなく、実際に練習をする機会を与えてくださったことで、より深く考えることができました。
*やさしい日本語を日本人の我々が使う(練習する)ことで、外国人と話すべきときにどう訳して、何に配慮して情報を加えるべきか理解が深まった。
*講話では「やさしい日本語」をもとに外国人の方に伝わりやすい話し方について学ぶことができた。これから外国の方と関わる機会があれば生かしていきたい。
*「やさしい日本語」を感覚的には理解できていましたが、言語化することはなかったので、それができて良かったです。
*やさしい日本語のポイントがわかった。オノマトペが海外の方にとっては分かりにくいというのが、新たな気づきだった。演習では、自分では思いつかない言い換えを知れて、良い勉強になった。
*やさしい日本語に正解がない点、相手や状況に合わせて易しくやさしい日本語を使うと良い点、実際のグループワークを通してよく理解できました。講師の方のフィードバックも勉強になりました。
*外国の方と出会ったとき、話をするときにどういう風に話せばいいかが学べていい経験になりました。
*やさしい日本語、言い換えは難しく感じました。でも相手の反応や理解度を確認しながら進めればよいとわかり、少し安心できました。
*10代20代の方とのグループで発想の柔軟さに刺激をうけました(言葉がすぐ出てくる)。言葉の言いかえを考え出したらキリがないのですが、なるべくシンプルに考えられるようにしたいです。
*やさしい言葉を使うというのは理屈ではわかっているものの、実際にやる機会があまりないので、ワークショップで言い換えの練習をしたのが良かった。グループで他の人の言いかえ方を聞いたり、入管の人の解答例を参考にしたり、とても勉強になりました。
*やさしい日本語にしたつもりでもまだ難しい表現になってしまいました。また重要なことを先にもってくるということも勉強になりました。日本語は重要なことがあとになることがあると思います。
*スライドもわかりやすく、またワーク3問で実際やさしい日本語の難しさもわかりました。職場に外国人の方がいるので今回の学びを活かしていこうと思います。
*やさしい日本語ではなすことの難しさを痛感しました。演習問題は身近にありそうな内容で、考えるのもとても楽しかったです。回数を重ねる必要があると思いました。





