世界の台所①ウクライナ
2022年6月17日
外国の台所を訪ねるように、いろいろな国の料理と文化習慣等を学ぶ料理講座=世界の台所。
今年度1回目は、中学生から大学生の参加者の皆さんが、ウクライナの家庭料理「ボルシチ作り」を通じてウクライナの歴史や文化について学びました。
講師の先生は、ウクライナ出身の郡山虹夏(ルドルフ ヴェロニカ)さん。
ボルシチは、各家庭でそれぞれの味が受け継がれている伝統料理です。
今回は、肉を使わず、野菜だけで煮込んでいく昔ながらのレシピを教えていただきました。その昔、ウクライナでは肉を食べる習慣がなく、肉を食べるのは特別な日だけだったそうです。
参加者の皆さんは、ボルシチに欠かせない野菜「ビーツ」をこの日初めて調理しました。鮮やかな色合いと甘みのあるビーツに新鮮さを感じながら、出来上がったボルシチを美味しそうに食べていました。
後半の文化講座では、ウクライナの歴史や食文化、刺繍や装飾について学びました。
参加者からは、「他国の文化や料理を詳しく知れる機会はなかなかないので、すごく良い経験になった」や「家庭でも作ってみたい」との声が挙げられました。
今回、虹夏さんから教えていただいたレシピはこちら→ボルシチレシピ
是非、皆さんもご家庭で作ってみてください。